ピアニストは、なぜ指が速く動く?

こんにちは。葛飾区白鳥ゆめピアノ教室のいしごうおかです。

ピアニストは、鍵盤を1秒間に7.4回も叩いている

アメリカの大学で、ピアノを演奏するときの脳や体の研修をしている
古屋晉一博士。

10人のピアニストの協力で、
「ピアニストは1秒間に何回、鍵盤をたたいているか」調べました。

なんと

1秒間に7.4回も叩いているそうです。
出典 ムジカノーバ

「7.4個」ではないので、音が5個の和音を弾いても
1回と数えるんでしょうね・・。

ピアニストはどうしてそんなに速く
指が動かせるのでしょう?

力が強いから?
筋肉がついているから?

実は、普通の人とピアニストでは、
小脳の大きさが違うそうです。

練習して指を動かすと、
小脳に練習したことが蓄えられます。
小脳

一流ピアニストの小脳は、一般の人より
5%大きい。

つまり、一般の人の小脳の大きさが100なら、
ピアニストは105.。

ピアニストの小脳にある脳細胞は
全部で1000億個。

普通の人より5億個多いそうです。

指を動かすほど、脳細胞は増える➡指ははやく動くように

つまり、練習すると、脳の働きがよくなるということです

脳の働きがよくなるために
ピアノを練習するわけではないですよね。

でも、練習すると脳細胞が増えて
指の動きがよくなる。

ますますよく練習して
脳細胞が増える。
そう考えたら、受験のためにピアノをやめてしまうのは
もったいないと思いませんか。

気分転換にピアノをひいて
頭の働きをよくしてまた勉強。

そういうのもありだと思いました。