こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。
カワイグレードテストの、受験曲が増えました。
グレードテストというのは水泳やお習字、そろばんの検定と同じようなものです。
今自分がどれくらいの力があるか、客観的に判定してもらいます。
カワイの場合は課題曲と選択曲の2曲、演奏します。
歴史は古く、私自身も昭和50年代から受験しました。
ゆめピアノの生徒さんが今まで受けてきた曲目は、実は昭和50年代と同じ。
16級から、バイエルが課題曲になっていました。
ピアノレッスンの現状を考えると、バイエルは少数派。
個人のピアノ教室から受ける生徒さんは減っていたはずです。
実際、うちの生徒さんを受験させたときも、ほとんど見かけませんでした。
時代は平成も過ぎて令和。
新しい課題曲は、メトードローズやバスティン、アルフレッドなど、広く現在のピアノ教室で使われているもの。
そして、もう1曲は自由曲になりました。
こうなると、今までのように新たに2曲、バイエルと選択曲の練習をしなくても
普段使っている教材で、今のレベルで受験ができます。
ゆめピアノの生徒さんにとっては受験しやすくなりました。
今現在も、受験を希望したり準備している人が5名。
サマーコンサートで練習の勢いがついたり、自信を持ったりしているので
このままの流れで合格してくれたらと思います。
まずは、新しく加わった課題曲を研究しないと…
全く知らない曲もたくさんあるし、手の大きさは配慮されていないな、というものも。
特に、上級に手の小さい子は不利な気がします。
よほど慎重に考えて、音を抜くなどの工夫をしないていけません。
それも、ミスをしたと思われないような弾き方も必要だと思います。
1月からサマーコンサートに取り組んできて、『サマコンロス』になりかかっていましたが、
目標ができました。