ピアノ やりたくない練習が 一番必要な練習

こんにちは。ゆめピアノ教室のいしごうおかです

 

ピアノの練習をしていると、できないことにぶつかります。

まったくの導入期には 手のフォームを作ったり、脱力のための体操をしたり

鍵盤に触れることがありません。

 

その段階を過ぎて しばらく時間が過ぎ、

大体8小節以上の曲を弾き始めたころらでしょうか。

 

どんな注意をされていますか

 

何回練習してもできないところ

レッスンで毎週注意されるところ

 

だれでも経験があります。

 

先生に 「ここ、何回も注意されてるよね」と言われたり

何色も色鉛筆で 書き込みされたり。

 

悲しいですよね。

 

 

いったいどうしたらいいのでしょうか。

 

先生は、ちゃんとお薬を出しています

 

先生は、ただやみくもにここちがうよー と言っているわけではありませんよね。

ゆめピアノではこんな感じ。

 

・リズムが違うから、メトロノームに合わせてリズムうちをしてから弾いてね

 

・指番号が間違ってるね。

 番号を 1,4,3,5,2と言いながら練習してね

 

・リズムが転んじゃってるね、

 このリズム、音が4個だね。

 おにぎり って言いながら弾いてね

 

・この曲は3拍子だよね。

 でも、途中から 何拍子だかわからなくなってるよ

 メトロノームをかけて、1,2,3といいながら練習してね

 

もっと難易度の高い曲になると

声部ごとに分割して、それぞれを分けたりといった手間暇かかる練習が必要です。

 

 

ところが・・

めんどくさい。

 

なんとなくごまかしながら弾けるし、

せんせいはころんでるっていうけど 僕は気にならない。

3回弾いておしまいにしよっと

 

 

 

こんな感じじゃないでしょうか。

 

ピアノは やりたくない練習が、一番必要

 

実は、

やりたくない練習方法が、一番必要な練習なのです。

 

面倒なようでも、これをしっかりやれば

結局は 早く問題がクリアできます。

 

子どもたちのレッスンで よく言うことがあります。

ピアノのレッスンは病気やけがでお医者さんに行くのと同じ。

 

 

熱があるから、薬を飲んで寝てね。

ねん挫しているから、おとなしくしてね

 

お医者さんの言うとおりにするのはほんとは嫌だ。

ゲームもしたいし、いつも見ているアニメだってある。

今日はサッカーの練習の日なんだよなあ・・。

 

 

なんて言って、お医者さんの言うことを守らなかったり、薬を飲まなかったら、

なおらないばかりか、もっと悪くなったり。

 

ピアノも同じ。

 

自分が一番面倒くさい、やりたくないと思っている練習が、

一番必要。そして、近道なんです。

 

 

ちょっとだけ我慢して、

上手になったときのことを想像して、

頑張ってみませんか。