こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。
このところ、子供が犠牲になる痛ましい事件、事故が続いています。
精神的に不安定になったり、自分の力を過信した大人たちが加害者。
そういう大人をどうするかということに考えが行きがちですが…。
以前、子供の栄養が危ない、という記事を読んだ時に、
バランスのとれた食事を作ることを、お母さん方に教育するのではだめだと・・。
今現在の子供たちに、食事、食育の大切さを教えていかなければ。
その子供が成長して親になったときに、初めて食育ができる、と。
時間のかかる話です。
20年近く先を見据えて、今教育する。
でも、近道はないと。
犯罪や事故を起こす大人をなくすのも同じこと。
今の子供たちを丁寧にみていくこと(犯罪から守るということでなく)が、結局は
痛ましい事故、事件をなくすことへつながる。
ピアノの先生は、3,4歳の子供をレッスンでお預かりして、10年以上にあたってみていく仕事です。
レッスンでは、練習や演奏に生活が現れます。
継続してレッスンしているので、「なんか最近へんだな、元気がないな、無口だな、なげやりだな」など 割とよくわかります。
取り越し苦労だといいなと思いつつ、必ずおうちの方に連絡します。
「なんだか最近、練習が上の空のようですが、なにかありましたか?」
もっと練習させてください、ということではありません。
担任の先生が変わって、どうも疲れているようで
実は引っ越しが決まって、家の中が落ち着かなくて、
など、お返事を頂けます。
次のレッスンで、
「今度の先生、宿題多いの?」
「新しいおうちは遠くなるのかな」など、嫌がらないくらいに聞いてみたり・・。
貴重なピアノレッスンの時間を割くことになります。
気持ちが落ち着かない状態でレッスンしても、身につきませんからね。
こういう10数年をピアノレッスンで過ごした生徒さんたちは、きっとやさしい大人になってくれると信じて。
「また来週も待ってるよ」