こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。
山崎裕先生のレッスンを受けました。
最近、一つの曲をいろいろな人の演奏で聴く「聞き比べ」がマイブーム。
音楽は生演奏が一番ですが、聞き比べは動画ならではです。
ショパンの英雄ポロネーズを聴き比べた時に、飛びぬけてすばらしかったのが山崎先生の演奏でした。
楽譜に忠実に、本物の英雄が勝利の旗を掲げているような、素晴らしい演奏です。
動画にかかれているコメントもそういったものが多いですね。
演奏者のお名前から、都内でレッスンなさっていることがわかりすぐメール。
快くレッスンしてくださいました。
2台のピアノで常に一緒に演奏してくださってのレッスン。
ポロネーズのさいしょの1小節で、山崎先生の何がすごいのかすぐわかりました。
音、音色です。
グランドピアノが100%なったらこういう音がするんだな、という感じ…。
もちろん、音量のことではないのです。
響きですね。
ピアノは全身で演奏します。(ほかの楽器もそうですね)
確かに、筋肉量、体重、手の大きさが勝る男性は、有利なことも多い。
うちで幼児のレッスンをしても、4歳から男女差がすごくあります。
男の子のほうが、鍵盤を下までとらえてしっかり音を出すのです。
でもそれだけじゃありません。
脱力して、少し前傾して体を鍵盤にのせている感じ。
筋肉自慢で指で腕立て伏せする人がいますよね。
あんな感じです。
上級者のレッスンでは、自分のコピーを作ろうとする先生も多いです。
手っ取り早いし、試験での点数につながります。
でも、山崎先生は違いました
自分の演奏をまず見せて、
「これが右手がきつかったら、左手を控えたり、またはテンポをゆっくりしてメロディが浮き立つように」
と、一つのフレーズで何種類も、方法を見せてくださいました。
「これはきついですか」
「ここはいっぱいですか」
と、つねに手がきつくないか気にかけてくださるのも印象的。
中高生の女子をたくさんレッスンなさって、手の大きさ、体格を考えてらっしゃるのがよくわかりました。
(男性の先生では珍しいと思います)
ゆめピアノの生徒さんにも、試してもらえることもたくさん教わりました。
昨日から早速、お伝えしています。