聴音ができると、ピアノも上達?

こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。

聴音 をご存知でしょうか。

音を聴く。文字通りなのですが、鑑賞するというのとは違います。
ピアノなどで演奏される曲を、楽譜に書きとる作業です。

 

もちろん音楽学校の科目にありますし、楽器店のピアノ指導グレードの1科目です。
でも、試験のためだけに学ぶのではありません。

 

普段ピアノを弾くとき、楽譜を読む⇒指の動きに変換する⇒弾く⇒聴く という順番ですね。

聴音は 音を聴く⇒音符に変換する⇒書く

という、べつの回路になります。

 

ゆめピアノで絶対音感を習得した生徒さんたち。
そのまま聴音のレッスンに進みます。

音を聴いていうことは得意でも、それを流れの中で聴いて、リズムもつけて手を動かして書く。
慣れるまでは段階を踏んでいきます。

 

 

小さいうちは鉛筆で文字を書くのも慣れていないので、まずはマグネットの音符で。
そのうち、5線ノートに、自分でト音記号、小説戦を書いて、1小節に1音から。

次第に4分の2、4分の3、4分の4拍子と進みます。
そのころには音符の種類も、4分、2分、付点2部、全音符、8分音符 そして休符へと増えています。

今一番進んでいるレッスンが、4分の4 8小節で8分音符まで使っています。
小学校低学年のソルフェージュくらいのレベルですね。

聴音ができるといいところ

・暗譜が速くなる
・譜読みが速くなる
・ミスに気づきやすくなる

もうお分かりですよね。

上記のように、聴いて書くという作業をするとべつな回路なので、演奏するときのチェック機能が一つ増える感じです。