ピアノのおけいこは 大きくなったら手遅れ?

こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。

外は寒くて、きょうは東京でも氷点下だそう。
でも、こどもたちはもう春の準備のようです。

 

先週末から、体験レッスンが続いています。
幼児さんもいますが、小学校中学年や中学3年といった大きい子が目立ちます。

ピアノレッスンには、間違った常識が知られています。

 

低年齢で始めないと、弾けるようにならない?

確かに、絶対音感のように6歳半と上限があったりします。
譜読みを覚えるのも、小さい子のほうが感覚的に覚えられます。

一方で少し大きくなってから、大人からピアノを始めると…。

 

理屈を理解できます。
楽譜、楽典の勉強も、理由や成り立ちから理解できるので、丸暗記より忘れにくいようです。

 

例えば

四分音符は1拍(4分の4拍子の場合)と3歳の子は覚えます。

小学校3年以上なら

全音符は4拍⇒4つに分ける4分音符は1拍

と理解できます。

 

そういうお兄さん、お姉さんたちはたいてい、どうしてもピアノが習いたかったけれど、
おうちの事情などで今まではできなかった、という感じです。

幼児はお母さん主導で始める子も多いので、対照的ですね。

 

あたらしい生徒さんが入会すると、まずは教材選びです。
幼児はプレピアノランドは必ず使うことにしているので、体験レッスンでもお話ししています。

樹原涼子

プレピアノランド(プレピ)で2段階導入法をすること くわしくはこちら
そのため、さいしょの数か月、教材2冊の間はピアノを弾かないこと

 

小学校2.3年生以上だと、ある程度体格が良くて手もしっかりしてきます。
様子を見て、プレピもしつつ鍵盤を弾くことも始めます。

ずーっと待ってやっとピアノが習える!と喜んでいる子に、2段階導入法であと3.4か月待ってというのはかわいそう。

 

中高生以上になると、プレピはつかっていません。
ハノンをしつつ、必要な部分だけプレピの要素を取り入れています。