こんにちは。葛飾区白鳥ゆめピアノ教室のいしごうおかです。
先日、あるお母さんから、こんなメールをいただきました
「・・・・前略、難しい曲は、苛立ちながら練習し続けています」
このメールの前半には、易しい曲は真剣に練習しなくなる、とも。
以前も、怒りながら練習するのはやめてほしいとお話しされていました。
確かに周りできいているものにとっては不愉快ですよね。
私の長男が、数学の問題の解き方がわからないと言って、
怒りながら勉強していた時のことを思い出します。
でも、怒りってすごいエネルギーなんですよね。
出来なくって平気なら、おこりません。
弾けるようになりたいから。
どちらかというと「征服欲」みたいなもの?
ゲームがクリアできないとき、
クイズが解けないとき
ジグゾーパズルが埋められないとき
なんとかして征服したい
できるようになりたい。
そう思うでしょう。
それと同じような感じです。
ピアノは、好きになったらがんばって練習したり、
長く続ける原動力になります。
でも、それと同じくらい、
征服欲も力になると思います。
私自身は、ピアノを大好きかと聞かれたら???ですが、
なんとかして弾きこなそうという欲で続けています。
弾けたときの「やったー」という気持ちに向けて。
家族は不快でしょうが、
出来たら見守ってほしいです。
難しい曲をひけないまま
まあいいや、と投げ出すより、ずっといいのですから。