ピアノ上達がとまってしまう いろいろな原因2

こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。

ピアノの上達が頭打ちになってしまう原因を考えます。
今回は、自分以外の原因。

本人以外の問題

・ピアノの先生が厳しすぎる(なかなかマルをもらえない)
ピアノ講師によって、生徒にマルをあげる(レッスン中の曲を合格させて次に進める)基準が大きく違ちがいます。
非常に甘い先生もいれば 非常に厳しい先生もいます。

また、生徒さんによっても、限界点が違うので、なかなか丸をもらえないのがダメとは言えません。
いくら上手に弾いても一か所でも気に入らないところがあると、 マルをあげずにその部分を修正してくるように言って、毎回合格させてもらえない、これでば生徒もやる気をなくしてしまいます。

そうしているうちに同じような能力を持つ他の生徒は他の先生の指導の下でどんどん先に進んでしまう・・・

これでは結果的にはマルをあげる基準が甘い先生の方がピアノ講師としては良い仕事をしていることになってしまいます。
何事も「過ぎたるは猶及ばざるが如し」です。このような先生についている場合には先生に相談してみるか、 先生を変えてしまうのも1つの方法だと思います。

 

 

・ピアノの先生の能力の問題:課題のレベルが不適切
ピアノの先生が生徒の現時点での実力を把握できていない、今のその生徒に合った教材や課題の与え方が不適切 といった例もかなり多いようです。
生徒の能力は同じでも指導者の能力によって差が出てしまうわけです。

楽譜

このようなピアノの先生の適性の問題をその生徒が見抜くのは難しいと思いますが、 そのような視点で先生の指導法を冷静に見てみることをおすすめします。
「この先生で大丈夫だろうか」と疑問に思うことがあれば、相談できる人に相談することをお勧めします。そういうサイトもあります。

 

・ピアノの先生との相性の問題
ピアノの先生も生徒もどちらも人間ですから、相性の問題は常にあります。
これはピアノの先生の人間性・性格の良し悪しという単純なものではなく、生徒の皆さん1人1人との相性の問題で、 他の人たちは良い先生と言っていても、自分にとってはどうも合わない、というケースがかなり多くあると思います。

その場合には先生を変えるというのも1つの有力な選択肢になります。

 

・使っているピアノが悪い
使っているピアノが悪いために上達できないというケースは当然あり得ると思います。
特に最近は電子ピアノも選択肢に加わり、費用面や住宅事情から本物のピアノを家に置くことができず電子ピアノで妥協している方も 結構多いと思います。

ピアノ

特に性能の悪い電子ピアノを使っていると、それが原因で上達が頭打ちになることもあると思います。
上達が頭打ちになった原因が、使っているピアノに問題があるからだということが認識できていればそれはまだいいです。

中には「なんだかよく分からないけど上達しない」と頭を抱えて悩んでいて・・。

実は使っているピアノが良くないのが原因だったという ことを知らないまま無駄な時間を過ごしてしまったという人もいます。

最近上達が遅くなってきたと感じているのであれば、使っているピアノに原因がないかも考えてみて下さい。

ちなみに、ロマン派以降の表現を磨くには、私は電子ピアノでは無理だと思います。

以上、ピアノの上達が止まってしまった場合の原因を考えてみました。
あてはまるものがあって、改善できたらいいですね。