小さい年齢の子が、音符を覚える方法 亀有近くのピアノ教室

こんにちは。葛飾区白鳥ゆめピアノ教室のいしごうおかです。

まことくんのレッスンから。

ピアノが好きでやりたくて、おうちで楽器まで買ってもらって、
それからレッスンを始めたまことくん。

まだ3歳ですが、おうちでもしっかり練習してきます。

上手にできるようになったのは、お散歩鍵盤
左手の2との指を、足に見立てます。

ピアノの1番下のラの音から順番に、
2本の指で歩いていきます。

さんぽ

白い鍵盤だけですが、たくさんあります。
根気もいりますし、忍耐力も必要。

始めの頃は、慣れないこともあって一つおきになったり、
途中から2つとばしたり。

それが今日は、一つも抜かさずはじからはじまで
全部きれーいに弾けました。

突然できるようになるわけない。
毎日、練習したのですね。

連絡帳に練習の様子は書いていただくけれど、
見なかったとしても練習したかどうかはわかるわよ、というのは
こういうことです。

線の音、間の音とまとめて覚えるのは、3歳児には難しい

去年、譜読みのセミナーに出て、
多くの生徒さんに「ソシレファラドミソシレファ」と
線の音、間の音を分けて覚える方法や、

ドレミ、レミファ、など、
3つずつのグループで音符カードを作って
読んでいく方法を試しました。

最近分かったのは、
「ソシレファラド・・・・」とおぼえる方法は、
3歳児にはちょっと無理があるな、ということ。

少し大きくなるまでは、
例えば1回のレッスンで1個ずつ音を覚える、というほうが、
向いているかもしれません。

その場合は、中央のドから、
ド→レ→シ→ミ→ラ のように
上下に広がっていく順番がいいと思います。

ト音記号だけ先におぼえる、というのは
おすすめしません。

ヘ音記号を始めた時に、切り替えられないから。

そんなわけで、まだ3歳児のまことくん、
頑張って線の音は全部読めるようになりました。

この後の間の音は、
1つずつ、ゆっくり進めます。