審査員の講評って、どんなもの?

こんにちは。ゆめピアノ教室のいしごうおかです

 

グレードテストやステップ、コンペティションを受けると

審査の先生から講評をいただきます。

 

複数の先生からご意見いただくのは

学習者にとっては貴重な機会。

 

どんな内容か見てみましょう。

 

河合グレート14,13,8級

グレード

 

14級 ハプニングはありましたが最後まで演奏できてよかったです

 

13級やさしい音で本をしっかり見てひけてよかったです

 

8級 音の流れがスムーズできれいな音でした

   軽快な音で楽しそうでした

 

 

いずれの級も最後に 次の級に向けてがんばりましょう とあります。

 

コンペティションの講評

 

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・転調を感じて音色変化されました。早いパッセージでは指の離鍵を意識されると粒がそろうと思います

・軽やかに演奏されました 左手の和音進行に右手がのれるといいなと思います

・程よいテンポでよく弾いています。楽譜に書かれている様々な表示記号を常に大切に

練習すると、さらに良くなりますよ

・左手だけの練習をしてみてください。

全体がもっと良くなりますよ

・軽快なテンポに乗って音楽的な演奏です。

タッチが時々不安定に聞こえてしまいますので

キーの深さを意識して音の粒がそろうようにしましょう

・きれいな音 品山名リズム感で、良い感性が伝わる演奏です。

聞こえない音や粒のそろわないところがあるのは惜しいです。

こまかいところよく聞いて丁寧に

・軽快にまとめていました

スケールの部分 少し転びそうになるので用心してね

フレーズの終わりを丁寧にね

 

 

いかがでしょうか。

 

かなり細かく、具体的なアドヴァイスですよね。

気分がへこまないように言葉が選ばれているのも感じます。

 

ちなみに、私がステップに出たときには、ものすごく直接的に

きたない

濁っている

 

と書かれましたので、レベルや年齢にもよると思います。

 

普段は、先生一人のレッスンを受けているのが一般的で、

同じ演奏に複数のご意見をいただけることはないはず。

 

積極的に、そういう機会に参加するといいなと思います。

飛躍することは間違いなし。