こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。
レッスン2か月目のしゅんくん。
お母さんの希望もあり、絶対音感のレッスンをしていました。
でも、しゅんくんが、おうちでの練習を嫌がるようになった、ということ。
相談のうえ、絶対音感レッスンを中止しました。
絶対音感の練習は、今まで聞き分けられなかった音を一つずつ覚えて、旗の色とともに聞き分けていく練習です。
今まで知らなかったことを覚えるので、当然、最初のうちは間違えが頻発。
それが自然なのですが、どうやらお母さんは怒ってしまったらしいのです。
おこられたら、だれでも嫌ですよね。
しかも、本人にはどうして間違ったのか、わからないのですから。
もし、どうしても絶対音感をつけたい、とお母さんがおっしゃるようなら、
絶対怒らないですすめるつもりでした。
でも、そこまでのこだわりはないようなので、あっさり中止。
そもそも音楽や、ピアノにとって、絶対音感は必要不可欠ではないから。
プロの演奏家でも、2割くらいの人しかなかったりします。
どうしてでも覚えなければいけないものってありますよね。
小学校の算数、国語、漢字、交通ルール、あいさつなど。
でも、例えば野球のルール、お茶のお手前、棒針編みのやり方。
覚えたら便利だったり楽しいかもしれないけど、できなくても困りません。
ピアノを弾けるようになるために、絶対必要というわけではない絶対音感。
そのために、しゅんくんが嫌な気持ちになるなら、やらないほうがいいんです。
そんなわけで、音符も随分覚えたし、プレピアノランドの手の体操もたくさんできて、
ますます楽しくレッスンできそうです。