こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。
曲を練習するのに、譜読みをして少しずつひけるようになり、できないところを部分練習をし・・。
ずいぶんひき込んだはずなのに、いつもどこか間違える。
それも、決まった個所を間違えるならそこを徹底的に練習して克服できるけれど、毎回違うところを間違える。
よくあると思います。
今度は間違えず、どこも止まらず弾くぞ、と弾き始めると、今度は力が入って曲が固くなってしまう…。
ちょっと考えてみましょう。
間違えないでひく、というのはもちろん大切です。
でも、自分なりの自由な表現で、のびのび弾くというのは、もっと大切。
必ずしてほしい練習は
「間違えても構わない練習」
間違えても構わない練習をする
ミスタッチしても
隣の音をひっかけても
突然大きな音が出ちゃっても
全然かまいません。
そんなことより、自分がどんな風にひきたいか、何を表現したいか、それを最優先にして弾いてみましょう。
サマーコンサートが終わると、感想を書いてもらいます。
そこには必ず 「間違えないでひけて良かった」「3回間違えてくやしかった」
なんていう言葉が。
でも、一番大事なのは、間違わないことじゃありません。
人との会話、おしゃべりをするときのことを考えてみると・・。
誰でもしょっちゅう、言い間違いをしたり、言葉に詰まったり。
でも、伝えようとして話せば、聞いている人はちゃんと聞いてくれるし、会話を楽しめます。
言い間違いや、少し止まるのなんて気になりませんよね。
(むしろ、会話しているのにアナウンサーがニュースを読むみたいになめらかだったら、怖い)
音楽、ピアノだって会話と同じ表現です。
自分が伝えたいことに、気持ちを込めて。
素敵な音を出そうとして語り掛けましょう。
曲が仕上がってくるとミスをしないことに気を取られがちです。
「間違えても構わない練習」とても大切ですよ