こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。
ピアノを一生懸命弾くあまり、鍵盤をたたきつけてしまう生徒さんがいます。
でも、それだと汚い音になってしまうこともあり、注意が必要。
ここから先は、電子ピアノではなく、アコースティックのピアノで試してくださいね。
電子ピアノではどんなタッチでひいても、内蔵されている音源がきれいに出るだけです。
変わるのは、音量です。
叩きつけているせいでどんな音が出ているでしょうか。
乱暴な汚い音ですか。
ピアノで、強い音、弱い音、いろいろ弾いてみましょう。
弱い小さな音の時も、たたきつけているでしょうか・
たぶん違うと思います。
ではどんな音が鳴っていますか?
たたきつけてしまう、フォルテの場所を弾いてみましょう。音はきれいですか?
同じ場所を、今度はピアニッシモで。どんな感じがして、腕はどういう状態でしょう?
同じフォルテでも、いろいろなニュアンスがあります。
ただ、音が大きいというだけではありません。
暖かい感じ、重みがある、鋭い…。
いい音でひけているでしょうか。
音の違いをきちんと聞き分けられるかがとても重要です。
そして、いい音が出せたら、その時の腕、手、指の状態を観察します。
そして、何度も再現してみましょうね。
乱暴で汚い音の時も、ちゃんと観察。
弾く前の腕の振り方とか、ひいた後手を放すスピードも注意しましょう。
問題なのは、たたきつけているかではなくいい音が出せてるかどうか。
今はユーチューブがあるので、たくさんの音楽家の演奏が見られます。
激しい曲で、たたきつけるように弾いていることもあるはず。
でも、きっと汚い音ではないですよね?