ブランクの後の、ピアノ練習法

こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。

ずっと続けてきたピアノのレッスン。
受験、転居、就職、結婚など生活の変化で、中断。

また始めたいな、という人は多いはず。
確か最後の発表会はブルグミュラーを弾いたから、と、そこから弾いてみる。

 

 

全く指が動かない。

というのはよくある話です。

 

 

例えば自転車なら、3年乗っていなくてもすぐ乗れるでしょう。
ちょっと怖いかもしれないけど。

ピアノはそうはいきません。
どちらかというと、「英会話」に近いかもしれません。

アメリカで生活して、すっかりバイリンガルになって帰国。
しばらく日本で、日本語どっぷりの生活をして…。

ひさしぶりに海外旅行に行ったら、英語が出てこない。
飛行機

こういう感じと、ピアノは似ていますね。

 

でも、全く忘れてしまったわけではないのです。

初心にかえって始める

とりあえず、初心に戻って1から始めてみましょう。
昔使ったバーナムやバイエル。

四分音符ばかりのところから始めると…。

少しずつ、指が動くように。

楽譜も、もし大変だったら、最初は仮名を振ってもいいと思います。

 

コンスタントにピアノを上達させたかったら、とにかくブランクを作らないのが一番。
細々とでもいいから、継続していく努力が必要です。

皇后陛下の美智子さまは、時々海外で、ピアノの演奏を披露されていますね。
公務がお忙しい中、練習も難しいと思うのですが…。

ハノンだけは、なるべく毎日練習なさるようです。

 

本当は、例えばハノン1曲だけ、とか、ひきなれた発表会でひいた曲を一つだけ、でも継続していればいいのですが…。

でも、家に楽器を置けない時期だってあるかもしれません。
「また始めよう」と思ったら、初心に帰ればいいんです。

初心者のつもりで始めたら、思ったよりずった早く、指が感覚を思い出してくれますよ
本当は、初心者じゃないのですから。