葛飾区白鳥ゆめピアノ教室のいしごうおかです。
ゆっくりな曲はともかく、
ある程度の速さの曲だと、ゆっくりは弾ける。
テンポを上げるとぐちゃぐちゃになる、というのは よくおきます。
今すぐに解消するのは難しいですが、
音階練習などの指練習が大事です。
今も昔も、ハノンは有効です
指・手・手首はたくさんの筋肉、骨、腱からできています。
そのため、指をはやく動かせるようになる一番効果的な方法は、トレーニングです。
特に音階練習は、何世紀にもわたって大事な練習とされてきました。
指と手首の柔軟性、スピード、敏捷性、筋力を向上させるためにおすすめなのが、ハノンです。
この中にも、音階のすべての調が載っています
ハノン、というのは人の名前で、
フランスのシャルル=ルイ・アノンは、「60の練習法によるヴィルトゥオーゾ・ピアニスト(通称「ハノン」)」の中で、「初心者のための準備練習法」から「最も難しい技術をマスターするための練習法」まで、様々な指練習を紹介しています。
ピアノ教本の超ロングセラーとして、今でも多くのピアノ教室で使われています。オンラインでも入手できます。
また、好きな曲を弾くだけでも、徐々に指の柔軟性や器用さは向上していきます。
実際、練習曲に少し難しいテクニックが使われていても、その曲を弾きたいと思う気持ちがあれば、粘り強く練習できますよね。
あまり気乗りしない曲だと、途中でほおり出してしまいがちですが、
好きな曲なら長く続けられます。
思うように弾けるまでに何ヶ月もかかるかもしれません。
指練習やリズム練習を組み込むことで、上達速度が上がります。