こんにちは。ゆめピアノ教室のいしごうおかです
「売り場のペットボトルが一つ売れ
代わりに奥にあるペットボトルがローラーで流れてくるカラカラ、という
小さい音に顔を上げる
冷えた飲み物を最後にとって
レジに向かうお客が多いため
その音に反応して体が勝手に動くのだ」
最近読んだ コンビニ人間 という村田沙耶香さんの書いた本の一節です。
コンビニの店員さんの動きをよく書いてあるなあと思いました。
こういう動きって、ピアノでもあるなあと思いました。
例えばこんな感じ
右手の1の指でミを弾いたら右側にはねて、高いドの音を
5の指で、勢いよく立てて速いスピードで打鍵する。
その時、5の指はまっすぐに固める
そのあとすぐに右側に飛び、シレソの和音の形に手をセットしてつかむ
…というようなことを考えて 体を動かしていきます。
それをするには、弾くスピードが速いと脳がついていかないのです。
だから、「ゆっくり練習して」ってなる。
でも、 地味だし、ゆっくり弾くのってつまらないのかなと思います。
なかなか、よく考えながら ゆっくり練習しないんですよね。
急がば回れ。
まずはゆっくり、考えながら練習しましょうね。