プリントした楽譜、上手に扱う人はピアノが上達する理由

こんにちは。葛飾区白鳥ゆめピアノ教室のいしごうおかです。

ピアノの練習をするとき、楽譜の本を使うことが多いです。
ときには ぷりんと楽譜のように、数枚のプリントされた楽譜を使うことがあります。

星に願いをだけひいてみたい。
そんなときに、分厚いディズニー曲集はちょっと重荷ですよね。

ヤマハのぷりんと楽譜をはじめとするダウンロード楽譜は、自分でプリントアウトするようになっています。

1枚から10枚くらい?あまり多いときは、ピースの楽譜を買ったほうがいいですね。

ペラペラの紙のままでは使いにくいので、製本。
簡単なのはポケットファイルに1枚ずつ入れていく方法。

でもこれは、書き込みができないのでお勧めしません。

 

レッスンで使っているのは、スケッチブックに貼っていく方法。
絵を描くための紙なので、なんだかもったいないみたい。

スクラップブックを使ってみたこともあります。
でも、私はスケッチブックのほうが使いやすいです

使いにくいのは、例えば1回の発表会で使う楽譜が、はじめの方と終わりの方にばらばらになっていると・・
レッスンや練習のたびに、めくるのが面倒です。

大きいサイズの用紙に2枚楽譜をプリントした場合は、いったん切り離して、左右に貼ったほうがいいと思います。
長いまま使うと、ボロボロになります。

後は、プリントした楽譜どうしをテープで貼って、つなげる方法。
伴奏の楽譜はこれにしています

曲の順番がしょっちゅう変わるし、もっていく楽譜がそのつど違ったりするので
1曲ずつのほうが便利

生徒さんの中には、この「製本」が上手な人がいます。
そういう人は、まじめできちんとしている。
だから練習もしっかりやるから上達する。

そう思っていました。

でも、ほかにも理由があることに気づきました。

楽譜を切ったりはったりするときには、「どのように作ったらひきやすいか」と
考えます。

慣れてくると、休符が多くてめくりやすい所をページの最後にして、
そのタイミングで楽譜をめくる。なんてこともします。

この考える、というところ、曲や練習曲をひくときも同じ。

どうやったら盛り上がるか。
どこが曲の山か。
どうしてここでつっかえるのか。

バッハなどのポリフォニーなら、どこが主旋律か。
一番聞きたい音はどこか。

考えながら弾いています。

10分間の練習で、ただ指を動かして音が鳴っている、というのと
目的ややり方を考えながらでは、全く効果が違いますね。

おとなの生徒さんのなかでは、美和さんがとても製本が上手です。
本当に見やすくできていて、譜めくりもしやすい。

「そりすべり」の連弾を私がするときは、楽譜をお借りしました。
パートナーの吉川さんも「これはとてもよくできてる」と感心。

また、えりちゃん、りさちゃんのお母さんもとても上手です。
曲ごとに台紙の色を変えて、あつめの紙に貼って製本しています。

きれいですし、「ピンクはきらきら星の曲」のようにすぐわかります。

お子さんたちもこれを見ているので、だんだん、練習方法が考えられるようになってきました。