こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。
友美さん(おとな)のレッスンをしました。
とっておき名曲集の下巻、ショパン作曲別れの曲です。
この曲集の良いところは、ブルグミュラーレベルの生徒さんが無理なく、名曲に触れられる。
それも、よくある「これじゃあちょっと ショパンじゃないよねー」みたいな、編曲ではありません。
原曲の美しさはそのまま、長を変えたり音を減らしたり、難しい部分だけカット。
仕上がった暁には「次は原曲に挑戦しよう」と思えるアレンジです。
奥が友美さん、手前は美和さん
友美さんは10年近くレッスンしてきて、この曲に挑戦です。
まず一度、家で弾いていた通りを聴きながら、
友美さんが別れの曲に取り組まれるようになったんだなあ・・。
と、感慨深かったです。
全体を通して譜読みの間違いは1か所だけ。
最初のアウフタクトを、本来1拍なのに半拍で弾いていました。
あとは楽譜にかかれている強弱、アーティキュレーション(レガート、スタッカートなどの表現)をつけること
それと、ショパンやロマン派の曲ならではの 緩急・・
ルバート、というのですが、
うんとたっぷり聞かせたいところはゆっくりと、
そのあとは、ゆるみを取り戻すためにサーッと進む
これは、最初は自分で分からないので先生のお手本のとおりコピーして練習します。
何曲か経験すると、コツがわかってきますので、自分でもできるはず。
友美さんがショパンを嫌いでなければ、数曲続けて練習して
ルバートを自分でつけられるようにしたいなあ、と思っています。
大人でこれからピアノを始めようかな…と迷っていらっしゃる方。
10年続けると、友美さんのようにショパンのルバートにも挑戦できますよ。
いっしょに楽しみましょう。