シニア向け楽譜 違いはどこ?

こんにちは。葛飾区白鳥ゆめピアノ教室のいしごうおかです。

私自身がピアノを習い始めたころに比べて、ピアノの教本は格段に進歩しました。
種類も増えました。

大人のためのピアノ教本は、これかこれ、というくらいだったのが
本当にいろいろで、「シニアピアノ」に絞ってインターネット検索したら、100種類以上ありました。
シニア楽譜
大人のピアノ、とあるものと、何が違うか。

すべての教本の中身を見たわけではないですが、

音符が大きい
音符が小さいというのはそれだけで抵抗感があります。
子供向けの楽譜も音符は大きいですが、幼児は背も小さいため視点が低く、
楽譜が横型です。

シニアは縦型で、音符が大きい。

でも大人向けなので、説明は漢字もあって、言葉遣いも大人向けです。

数年前に、先生方の勉強会で「大人向けの音符の大きいハノンがほしい」という意見が出ていました。
当時はなくて、私も子供のハノンを使っていました。
今はちゃんと、「大人のハノン」が出版されています。

進度が緩やか

例えば、8分音符を新しく練習するときに、課題曲が大人向けのものの倍近くあります。
あたらしいものになれて、習得するのに時間がかけられるようになっています。

楽譜が薄い
楽譜の1冊のページ数が少ないと思います。

厚い楽譜だと、「大変そう」という印象ですし、レッスンに持っていくのも重たいですね。

100種類以上の教本がある、シニアピアノの世界。
それだけ需要もあるということです。

楽譜が大きすぎるとかえってみにくいこともあるので、いろいろ比較してみることをお勧めします。