お母さんが、間違いを指摘しないほうがいい理由 お花茶屋近くのピアノ教室

こんにちは。葛飾区白鳥ゆめピアノ教室のいしごうおかです。

面談が続いています

りのちゃんのお母さん。

以前は、りのちゃんは弾けないところの部分練習をしていなかったのが、
最近はするようになったということ。

それで「苦手をなくすレッスンもしないとだめだと思う」と
りのちゃんが言ってたんですね。

本人は、流れるような曲が嫌い、と言ってるけど
きいていてとてもきれいだと思う。

ときどきはそういう曲もやったらいいと思う。
りのちゃん

わたしもそう思います。
嫌いな曲が下手だは限らないし
嫌いというのも思い込みもあるかもしれません。

幅広い曲に触れていこうと思います。

かれんちゃんの面談。

小さな弟がいるので、練習に集中させるのが難しい。
音を間違えたくない気持ちが強いので、
どうしても手元を見てしまう

これは、下にきょうだいがいるおうちは
共通する課題ですね。

赤ちゃんといえども、学習します。
「ピアノの練習中は、邪魔しちゃいけないんだな」と
少しずつ、わかってもらうのがいいですね。

 

 

なつきちゃん、けんたろうくんの面談。
ふたりはきょうだいです。

なつきちゃんは、まだ読譜がよくできないので、
練習が頓挫してしまうことがあるようです。

お母さんが教えることもできますが、
そのままにしていただくようにお願いしました。

お母さんにおしえてもらって弾けていると、
私は「できるんだな」と思って、
その部分のレッスンを特にしません。

実は、家でできなかったということが
分からないから。

弾けないままでレッスンに来てもらって、
理由や、やり方を指導するためです。

けんたろうくんは、おうちで
むずかしい所も、こつこつよく練習しているそうです。

レッスンでまず楽譜を見て、
知りたいことをいろいろ質問しています。

ピアノの上達のコツは、
「すぐ弾き始めない」

楽譜を眺めてどこがどプなっているかをよく知ってから
弾き始める。

料理のレシピに似ています。

ちゃんと手順を読んでから始めれば、
フライパンを火にかけてから、
「あ、材料が足りなかった」とか
「しょうゆを新しいのあけなきゃ」となりません。

ピアノ、音楽でも同じです。

一番盛り上がるのはここだな、
むずかしいのはここで、ここはシャープがたくさんついてるから、
気をつけなくちゃ

と思ってから、弾き始めます。

けんたろうくんは、もともと探求心旺盛。
しっかり楽譜を探ってから弾いています。

子供には珍しいです。

とてもいいことなので、これからも続けてほしいと思います