手の小さい人の悩み

こんにちは。葛飾区白鳥ゆめピアノ教室のいしごうおかです。

りさちゃんのレッスン。
年長さんのりさちゃんは、今日は幼稚園の制服のまま来ました。

こうしてみると、もうすぐ1年生の感じです。

お母さんもおっしゃるとおり、意欲的で
ぐいぐい進めてきます。
バーナムを弾くときの様子も、すごく集中しているのが分かります。
アニメだったら、メラメラ炎が出ている感じ。

バーナム1がもうすぐ終わりそうです。
このあたりになると、大人と同じようにアルペジオを弾きます。

ピアノを弾くのに手が大きいほうが楽で、
手の小さい子どもはそれだけで不利。
小さい手
音量的には、力で出すわけではないので、
脱力が上手な子供は充分にいい音が出せます。

どうにもならないのは、指を広げた時のはば。
ド~ソくらいまでしか届かない手でアルペジオを弾くと、
ドミソと123のゆびで弾くのも、
全部広げないと弾けません。

ヴァイオリンには小さいサイズがあり、
基本的に自分の楽器で弾くのでこういう問題がありません。

作曲家の中田義直先生が、
鍵盤の幅の狭い縮小ピアノを作ろうと提案されていますが、実現しません。

各ホールにも設置しないとならず、
家庭でも、成長したら買い替えるとなると
やはり大変です。

小さい手のためのテキストもありますが、
数か月で終わります。
そんなに急に手は大きくならないですよね。

選曲が難しいんですが、
サマーコンサートも楽しみです。