ピアノ教本が速く進む理由 亀有近くのピアノ教室

こんにちは。葛飾区白鳥ゆめピアノ教室のいしごうおかです。

先日、ゆうくんのお母様から、こんなお話が。
「2か月くらい前にピアノを始めた友達は、
今まだバーナムの1冊目、紫のをしている。」

よく伺うと、お友達の家にはピアノがないそうです。
バーナムは、1回のレッスンで1曲ずつ。

ちなみにゆうくんは、2冊目の導入編のまんなかです。

家に楽器がなくても、紙鍵盤で練習できます。
でも、音が間違ってもわからないし、
教室でピアノを弾いた時の違和感も大きいと思います。
紙鍵盤
楽器の習得は、毎日の練習あってのもの。

教本の進度は気になるもの。
速く進めばいいというものでもありませんが、
先に行く生徒さんには理由があります。

・年齢が大きい 3歳と小学校2年生では、2年生が速いです。
理解力の違いや、手の大きさ、力の差がありますから当然です。

・家で毎日、練習している
たくさん練習している子は速く進みます。
30分のレッスンで見切れないほど、たくさんの曲をひいてくる子も。

・レッスン中集中している。
レッスンが終わった時、はあ~とため息をつくくらい
集中している。
「ここから弾いてね」などの単純な指示を、
聞き逃したりすることがありません。
え、どこから?と聞く子は、ほかの注意もよく聞いていません。

ご家庭の事情があるので仕方ないことですが、
ある程度からは、木のピアノで練習しているほうが先に進みます。
電子ピアノの場合、停滞して先に進めなくなります。

電子ピアノは木のピアノと音を出す構造が違い、
鍵盤を押し下げるのにあまり筋力がいりません。

必要な筋肉がつかないので、かなり速い動きや、
フランス物などの繊細なタッチを要求されるものは
練習が難しいです。

家で頑張って練習しているゆうくん、
おうちの楽器も変えてもらえそうです。

教室に来て、「あれ、弾けたはずなのに弾けない」というのは
減ると思いますよ。よかったですね。