こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。
りささん(おとな)のレッスンをしました。
もともとバッハなどのバロックや、古典が好きで、
今はパルティータ1番から 二つのメヌエットを弾いています。
この曲は、ありさちゃん(小1)がサマーコンサート用に練習しています。
同じ曲を同時期にレッスンすると、違いが出て面白いです。
二つのメヌエットは、1番が2声で2番が4声で書かれています。
大体、みんなが苦労するのは2番。
4声それぞれの動きがあって、指で鍵盤を押さえ続けて音を保持する必要が出て来ます。
この指を残してどれを動かすのか、わからなくなってしまうんです。
バッハの曲は、古典期以降のオクターブ奏法が少なく、
音域も狭く(当時のチェンバロは鍵盤が少ないので)、
体や手が小さい人には無理なく弾けて重宝します。
大人の弾きあい会が6月末にあり、こどものサマコンとともに準備をしています。
大人の生徒さんはレッスン回数が少ないので、少し早めに練習をはじめないといけません。
りささんは、相談の結果
以前取り組んだバッハのオラトリオを弾くことにしました。
とても難しくて、ずーっとひき続ける曲として保留されているのです。
せっかく頑張って譜読みしたし、どこかでお披露目するのもいいかなと思います。
弾きあい会は発表会よりは練習会で
みんなこんな曲を練習してるんだな、という感じで弾きます。
参加費もなるべく安くと思うのですが、
会場費を人数で割るので、参加者が少ないと負担は大きくなります。
そうはいっても短時間ですし、会場のあいホールが安く使えるので
ひとり3000円を超えることはありません。
普段の1回のレッスン料とあまり変わらないお金で
人前で弾く経験ができるなら、是非利用してほしいと思います。
1回分のレッスン以上に、得るものがあります。
プロの演奏もよいですが、頑張っている同じ立場の方の演奏を聞くと、刺激になります。