こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。
ピアノレッスンのための音楽ドリルはたくさんあります。
最近では大人用のものもできています。
内容は多岐にわたり、音楽用語や楽譜の読み方、書き方など。
音楽用語のことを楽語といいますが、楽語や記号に関する問題は
生徒さんの解答を読むのも楽しみです。
教室では、書き方はどうでも意味があっていれば正解。
学校での正解も教えます。
強弱記号では フォルテf は、「強く」が学校教科書の正解です。
現実的には、雄大に、元気に、ゆったりと、重くなど、様々な意味を含んでいます。
樹原涼子先生のプレピアノランドでは、フォルテを元気に、ピアノをやさしく、と表現。
導入期の小さな手で、音量の変化を求めるとフォームが崩れたり、無理が生ずるため。
mfは、メッゾフォルテ。
レッスン中に、メッゾ なんて、聞いたこともいったこともありませんが、
学校教科書に載っています。
意味は、少し弱く。
メッゾを少し、としているのは、私は大賛成。
音楽学校では メッゾは「やや」と教えています。
でも、こどもの使うことばの「やや」なんてありません。
昨日も、さくらちゃんは 終止線も意味を「これで終わり」と書きました。
すごく的を得た表現で、大正解だと思います。
教科書的には 曲の終わり、です。
日本語の言葉もそうですが、音楽の用語もまずは教科書的な意味をしっかり押さえて。
プラス、それだけではないニュアンス的なものも、
年齢やピアノの進度に合わせて習得してほしいと思います。