先生が「○」にしてくれない理由 亀有近くのピアノ教室

こんにちは。葛飾区白鳥ゆめピアノ教室のいしごうおかです。

ピアノを始めたばかりの時。
ちょっとおうちで練習すれば、
次のレッスンで必ず〇(合格)がもらえた。

先に進んでくると、
少しずつ難しくなってくる。

ちゃんと練習してるのに、まるがもらえない。
自分では、まあできたはずなのに…。

そう思うこと、誰でもあります。

ちょっと前の太一くん。
ピアノランド3巻の「まひるのサバンナ」
サバンナ
前の週に、先生に「もう一息」と書かれているので、
今日は決めて、まるをもらう気でいます。

残念ながら、この曲でクリアしてほしい
ンたたーたたーー という、ンの部分の
八分音符が正確に取れていません。

フレーズから次ぼフレーズにすぐに行けず、
間があいてしまいます。

残念ながら、もう一度頑張ろう、となりました。
太一くんは悔しくて泣いていました…ごめん

どうやったらまるがもらえるの?

先生が〇をつける基準はどこにあるか。

先生によっても生徒さんによっても違うので、
こうしたら〇、みたいなことは難しいですが・・。

音やリズム、指使いが正しく弾けているのは基本。

そのほかに
・手のフォーム、姿勢が正しいか
曲によっては、指がへこみやすいものもあります。

・その曲の課題はできているか
曲ごとに課題があります。

ブルグミュラーの「アラベスク」なら、
・16分音符の「ラシドシラ」などが転ばず、
音の粒がそろっている。

・左手のスタッカートが軽くそろって弾けている

・楽譜に記載のあるレッジェーロ、軽くという
曲想になっているか。
そのためには、ある程度の速度も必要

できれば、暗譜で弾けていること

こんな感じです。


曲によっては、「あれ?まだつっかえるし、
なんで先生はまるにしたのかな?
まあいいや、ラッキー」

ということもあるでしょう。

一番大切な課題はクリアしている
よく練習しているので、このあたりが限界
手が大きくなれば、もっと楽によく弾ける

こんな理由で、先に進んでいます。

たくさん練習して、自分ではよく弾けたと思うのに
〇がつかないとき、

先生に「どうして〇にならないの?」と
きいてみるのもいいと思います。

いじわるでしているわけじゃないので、
ちゃんと理由を教えてくれますよ。