アンサンブルの経験をピアノレッスンに生かす

こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。

 

今月は2回も生徒さんに振り替えレッスンをお願いしました。
ブログには紹介しましたが、1回は私的な用事で もう1回は名古屋での弾きあい会に参加するためです。

 

 

今までセミナーや勉強会に参加する場合も、
なるべくレッスンに影響がない様 選んできました。

 

そもそも、ピアノの先生方の生活パターンが似通っているので
セミナーは平日午前中に行われることが多いのです。
指導する講師も同じピアノ教師だったりしますし。

 

 

毎週きちんと定期的にレッスンをすることも、指導者の大切な仕事。
でも、生徒さんに振り替えをお願いしてでも受講したほうがいいと思う講座もあります

お世話になってきた益子祥子先生が若くして亡くなり、
したいことを先送りしてはいけない、と思ったことも影響しています。

 

 

 

少し前からアンサンブルの仕事をしており、特に弦楽器群とのあわせで
とてもうまくいかないことがあります。

バイオリン

経験不足もありますが、弦楽器というのは音が出るまでに時間がかかる楽器。
弓で弦をこするので、実際に発音されるのはほんの少し後になります。

それを踏まえて合わせる技術がピアニストに必要なのです・・。

 

 

秋に、静岡でアンサンブルピアニストの講座がシリーズであります。
平日なので、レッスンを振り替えないと参加できません。

 

3月に保護者会があるので、皆さんにお願いしてできたら参加したいです。

 

 

アンサンブルを勉強することは、ピアノソロにもとても役立ちます。
ピアノはそもそも一人オーケストラのような楽器。

 

ヴァイオリンやフルートの旋律を弾きながら、コントラバスのベースを弾き、
チェロやビオラ、ホルンのハーモニーを和音で弾く。

 

アンサンブルはそれを分解して、複数以上の人で合わせること。
ピアノで言う、右手の345の指、左手の5の指 それ以外の指の役割を
楽器たちで分担しています。

 

 

色々な楽器で演奏するとそれぞれの役割がはっきりし、良い演奏にするにはどうするか
とてもよくわかります。

 

今年のサマーコンサートで、生徒さん12人、6人のグループのアンサンブルをします。
その経験も踏まえて、講座を受けてきたいです。

 

それをレッスンや、生徒さん同士のアンサンブルに還元できたら、
みんながステップアップできるでしょう。