こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。
もうすぐクリスマス。
この時期に 聴いたり弾いたりしたい、クラシックをご紹介します。
クリスマス音楽の王道!アヴェ・マリア
クリスマスコンサートで必ずと言っていいほど演奏されるのが、イエスキリストの聖母マリアを讃える「アヴェ・マリア」
。多くの作曲家が「アヴェ・マリア」というタイトルで曲を作っていますが、共通しているのは神聖な響きと優しさに満ち溢れた美しいメロディー。
心が洗われるような清らかな気持ちになります。
その中でも一番有名なのは、シューベルト作曲の「アヴェ・マリア」ではないでしょうか。
原曲は歌とピアノ伴奏ですが、ピアノソロ用に編曲された楽譜も多く出版されているので、自分の演奏レベルに合った楽譜が必ず見つかります。
作曲家、吉松隆によるとても美しい編曲で、シューベルト、モーツァルト、カッチーニの「3大アヴェ・マリア」が収録されています。
教会音楽の父バッハを弾く
クリスマスはイエスキリストの誕生を祝う降誕(誕生)祭のこと。
クリスマス・シーズンには教会でのイベントが多く催され、古くからそのための音楽が作曲されてきました。
教会音楽の父と呼ばれるバッハにも、クリスマスのために作られた「クリスマス・オラトリオ」というオーケストラと歌のための曲があります。
厳かで品格のあるバッハの音楽は、様々なセレモニーにぴったりでよく使われますが、ピアノで弾くなら「主よ、人の望みの喜びよ」がおすすめ。
この曲も、もともとはオーケストラと合唱のための曲ですが、ピアのように編曲・初演され有名になって以来、さまざまなレベルの編曲譜が出版されています。
クリスマス・ツリーの響きとは?
クリスマスの雰囲気を盛り上げるのに欠かせないクリスマス・ツリー!
本来はもみの木です。
クリスマスのために作曲されたわけではありませんが、北欧を代表する作曲家シベリウスの作品に「樅の木」があります。
クリスマスにちなんだ曲といえばもうひとつ、組曲「くるみ割り人形」があります。
クリスマスイブの出来事があらすじのバレエ音楽として、オーケストラで演奏するために作られた曲ですが、ピアノソロや連弾用に編曲され、ピアノのレパートリーとしても幅広いレベルで楽しめます。
私も、連弾曲のレパートリーになっています。教室にいろいろなレベルの楽譜もあります。