こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。
♪山本美芽 先生の
著書「自分の音聴いてる?~発想を変えるピアノ・レッスン~」
特に印象に残った内容は・・・
以前から江口先生の著書で知り、無理の無い程度にレッスンに取り入れて
いた一音会の絶対音感プログラムのこと、
その絶対音感やソルフェージュが得意なだけではピアノは上達しないいこと、
指導の上で気になっていた耳コピや聴奏と楽譜の関係は大変興味深かったです。
初めて耳にした言葉ですが、「内的聴覚」が音楽的成長に大切だとの事。
簡単に説明すると、楽譜を読む際に、また音楽活動の中で、実際に音を鳴らさず、頭の中で鳴る音楽のことです。
広い意味で楽譜を読む力であるソルフェージュ力も含まれます。
ピアノの場合、同時に鳴るたくさんの音を頭の中で整理し、 意味のあるフレーズ、集合体として捉えて歌えるかどうかです。 それがよい演奏を生み出すのだと再確認できました。
また、フランスのソルフェメトード、ツェンバロやオルガンの
奏法など、知らなかった興味深い事柄も盛りだくさん。
レッスンや演奏にも反映できそうです。
ご自身もピティナでご活躍の多喜靖美先生のピアノレッスンに通われ、
ご自身の子供さんの音楽教育、ピアノ教師、コンサート鑑賞、執筆のための著名な音楽家や指導者への取材など、多方面に渡る経験が美芽先生の面白い視点を作り出しています。
大学の専攻はピアノですが、クラシックだけでなく、ジャズやフュージョンにも通じておられます。
2月に名古屋でピアノ連弾の弾きあい会を主宰されます。
参加してきます。
レッスン日の変更していただいた生徒さんたち、ありがとうございます。