ピアノを弾くのに、爪を切らないといけないの?

こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。

ピアノを弾くのに、どうして爪を切らないといけないの?

ネイルアートがごく普通になって、少し伸ばしてきれいな形にして、ジェルやパーツをつけたつめは素敵。…と私も思います。

でも、長い爪とピアノは、相性が良くありません。
正しいフォームで鍵盤をたたくと、長い爪が当たってしまいます。
爪が当たらないようにすると指が伸びてフォームが悪くなってしまう。

 

 

これだけはやっていても、ネイルアートができない人は意外と多い。

スポーツ・・柔道、水泳、バレーボールの人たち、ネイルはしていませんよね。
自分も相手も危ないし、けがしそう。

仕事で言ったら、美容師さんもネイルはできません。
シャンプーできないし、カットだってお客さんにケガさせそうです。

医療関係の方、保育関係、小中学校のせんせい…もできませんね。
人と触れ合う職業の方はネイルは向きません。

 

楽器奏者もほとんど難しいでしょう。
ピアノはもちろん、弦楽器も長い爪では弦がおさえられません。
管楽器も、楽器を支えるのもキーを押すのも難しそう。

声楽の方は、ネイルできそうです。
実際に見たことはないけれど・・・・。

 

ショートネイルなら大丈夫?

「長い爪は」と書いてきましたが、ではショートネイルなら大丈夫?

ピアノに関しては、私はNGにしています。

まず、ストーンや飾りがついたものは、鍵盤にあたります。
何もつけてなくても、ジェルの厚みが微妙に影響する気がします。

それに、きれいに飾られた動く指先を見たら、目がちらちらしますよ…。

 

短い爪なら別にいいんじゃない、とおっしゃる先生も多いですね。

でも、ユーチューブの演奏動画を見ると、趣味の方でもネイルしてらっしゃる方って少ないと思います。
もしかしたら、ピアノの楽譜やレッスンにお金がかかるから、ネイルの費用は厳しいのかなあ、とも思いますが。

最高のコンディションでひきたかったら、
指を痛めたくなかったら爪は短く切って何もつけないに越したことはありません。