こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。
えみりちゃんのレッスンをしました。
えみりちゃんはこの春からピアノを始めた3歳。
お姉ちゃんの美咲ちゃんは、2年以上前からレッスンしていました。
4月から幼稚園に上がるので、その前に始めたいということでのタイミング。
お姉ちゃんを見ていて、ピアノに興味はあるけれど先生とレッスンは恥ずかしい、といった雰囲気。
「うたってみよう」「はたをもって」「かーどをしようか」と興味がありそうなことを探して声をかけます。
が、何一つやらなかったりして…。
なるべく小さいうちに始めたい絶対音感訓練だけはなんとかして、あとは見てるだけ、聞いてるだけでもよしとしていました。
2か月くらいたったころ、お母さんから「私がいないほうがちゃんとやるので、席を外したい」とお申し出が。
私は、入学前のお子さんはレッスンに付き添いをお願いしています。
でも今回は、お母さんも、お姉ちゃんのレッスンの経験で、レッスンの流れを大まかにご存知です
お母さんとのコミュニケーションも十分に取れるので、えみりちゃん一人で頑張ってみました。
なんと!!!
まるでほかの子になったように、どの科目もしっかりレッスンできます。
うたも、リズム打ちも、カードも、・・・。
おまけに、今まで全くお話ししなかったのに、「これはやった」「これも歌った」と
おうちでの練習を自ら教えてくれます。
それだけでなく、「きょうのおべんとうはなんだった?」などの普通の会話もしてくれます。
それまでの、えみりちゃんに対する見方が全く変わりました。
本当は歌いたい、たたきたい気持ちがいっぱいあって、先生の話もよく分かって、ちゃんとできるのです。
わたしも、えみりちゃんのレッスンのときには、「どうやったらうまくいくんだろう」と身構えていたのが、
全くなくなりました。
子供たちはその年齢なりの成長段階があります。
でも、「この子は何歳だからこうなんだ」といった決めつけをしてはいけないな、と改めて感じました。
本を読んだり、勉強会で学んで知っていた知識でも、自分が経験すると「ああほんとにそうなんだなあ」と体に入る気がします。