電子ピアノでレガートを弾く方法

こんにちは。葛飾区白鳥ゆめピアノ教室のいしごうおかです。

翼さんのレッスンをしました。
20代の男性です。

近くにお勤めですが、会社の自由時間を使ってレッスンにいらしています。

うちの教室は、他教室に比べて夜早く終了しています
現在は午後7時15分までの生徒さんが最後。
高校生がいるときは、午後8時まで。

そのため、20代、30代の方がほとんどいらっしゃいません。
夜7時くらいまでに、仕事を終わってくるのは難しいですからね。

翼さんはご実家にピアノの環境があり、今まで独学ですが中級以上だと思います。
バイエルなどの基礎はひととおり練習したそうですし、学生時代に軽音楽もしていたということ。
今は、ベートーベンのソナタ月光 第1楽章を弾いています

手が割と大きく、よく広がるので、ほかの生徒さんが苦労している音域が広い部分は全く問題なし。
ただ、この曲は静かな短調で、沈んだ曲調で始まります。

それが、どう聞いても健康的で明るい感じになってしまう。
「静かな気持ちで沈んで」というと直るのですが・・。
ご自宅で電子ピアノ使用のため、音色が変わらないこともあると思います。

最初から最後まで、しっとりとレガートで弾きたいのに、
弾いた瞬間、指を緩めてしまってぱさぱさした感じ。

ずっと、鍵盤に圧力をかけ続けて弾くと、なめらかなレガートができます。

自宅でもアコースティックのピアノで練習するのが一番ですが、
電子ピアノでも、上記の点に気を付けて弾くとかなり違います。
独学でここまで弾くのはすごいこと。
自分では気づかないことを、レッスンで吸収してさらに上達されるの良いなと思います。