こんにちは。葛飾区白鳥ゆめピアノ教室のいしごうおかです。
ピアノ練習で大切なことの一つに、
自分の音をきくことがあります。
弾いている生の音を聞くのがいいのですが、
そこだけに集中できないし、ピアノのそばで聞いていて、限界があります。
ひとつの手段ですが、録音して聞きましょう。
なにを意識して聞けばいいのか
自分の演奏を録音して聞いてみたらここの音が外れてるから次からは気をつけよう、おわり!
…これではあまりにつまらないですね(笑)。
慣れてくると意識せずとも自分の音の悪いところが聞き取れるようになります。
始めのころは具体的にどこに注目したらいいのかよくわかりませんよね。
録音した自分の音を聞くポイント
毎回きまって外す音はないか
テンポが不安定になっていないか
リズムは正確か(一部分で走ったり、もたついたりしていないか)
休符はしっかりとれているか(気づきにくいですがとても大事なことです)
クレッシェンド、デクレッシェンドは自然に聞こえるか(急に不自然に音量が変化していないか)
スラー、スタッカートなどの音楽記号かきちんと表現されているか
思いついただけでもこれだけあります。
他にも聞くポイントはたくさんありますが、まずはここに注目して聞いてみましょう。
いずれも演奏している最中にはなかなか気づきにくい、評価しにくいことだと思いませんか?
これらを正確に、聞きやすく演奏できればレベルはグンと上がります。
またこれを続けることによって新しい曲に挑戦に挑戦したときにその曲の練習のポイント、
気をつけるべきところにもすぐに気がつくようになります。
弾きながらでも、いろいろなことに気づくようになってくるはず。
録音機材は?
できれば音質よく録れる機材があればベストですが、スマホでも演奏の改善点を見つけるぐらいならば十分可能だと思います。
電子ピアノには内蔵されている機能で録音できます。メトロノームと同時録音できてとでも便利です。
録音でなく、録画すれば演奏中の自分の姿勢・フォームも評価できてより効果的ですよ。