こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。
よく、「少しの時間でも毎日ピアノは練習したほうがいい」と聞きます。
では、毎日5分の練習と、週に1度2時間の練習はどちらがいいのでしょう。
これは、どちらもよくないですね。
まず、「5分」が短すぎます。
今週の宿題を一通り弾くこともできないのでは?
ピアノを始めたての時に、「毎日10分でもいいから」とよく言いますが、それは曲が短いから。
バーナムだったら1曲1段です。
バイエルも後半になってきたら、1日30分は必要だと思います。
練習っていうのはただ弾くだけじゃなく、できないところを繰り返し弾いたり、ゆっくり弾いてみたりすることですからね。
どうしてもできないときは、とりあえず一通り弾くだけ。
で、お休みの日にいつもよりたくさん弾く。
そして、2日以上間をあけないこと。
昨日うまく弾けたとしても、一晩寝ると半分くらい下手になっています。
それを今日の練習でまた盛り返す。
ということは、2日以上あけると、どんどん下手になっていくってことですね。
プロのピアニストになりたい日r\とは、そんなのんきなことは言ってられません。
毎日5時間も6時間も練習します。
でも、本気でピアニストになりたい人にとって、それは苦しいことじゃないのです。
昨日弾けなかったところが弾ける。昨日よりかっこよく弾ける。
それがうれしくて、もっと弾きたくて何時間でもピアノの前に座って弾いている。
そういう人たちが将来有望なピアニストになっていくんですね。
ピアニストの上原ひろみさんは、高校生の時、学校に行くとまずピアノを弾いたそうです。
音楽学校じゃないんですよ。