こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。
昨日に引き続き、やる気のお話。
ダメ出しではなく、前向きな改善点を!
子どものやる気をアップさせるためには、ダメ出しではなく、前向きな改善点を!
注意やダメ出しばかりされて、嬉しい子はいません。
せっかくやる気だった気持ちも、一気にしぼんでしまいます。
「ここを気を付けると、あっという間に解けるよ!」
かけ算の復習をすると、パッとひらめくよ!」
常に、良くなる方法、良くなる方法…と探し続けながら声かけをする。
(藤拓弘先生の文章より)
「ちがうよ!」と言いそうになります。
ダメダメ、そうじゃなくて…とか、連呼。
ぐっと我慢して、どうしたらよくなるかを考える。
(でも、音間違いなどその場で「あー」とかいいます)
ダメ出しされ続けて、生徒さんのモチベーションが上がることは、あまりないでしょう。
ポイントは、生徒の気持ちを前向きにすること。
そのうえで、良くなるイメージが持てる声かけ、改善点を上手に伝える。
さっきもここ間違えたよねー
ではなく、
「苦しいけど、ちょっと先を見てるとうまくいくよ!」
心の温度を上げるために
誰でもそうだと思いますが、失敗やダメ出しを繰り返すとやる気が失せます。
ダメなところは、探さなくても見えるので、言うのが簡単です。
でも、そこをなんとかこらえて、
上手に改善点を伝えて、気持ちを上げて、その気にさせて、できたことをほめる。
子どもたちは、心の温度が1℃でも上がったら、10倍くらいのパワーが出ます。
逆に、心が1℃でも下がると、5%にやる気が減少します。
だからこそ、いつも子どもたちの
「心の温度を、1℃でも上げるために」
どう言葉をかけるかそれが重要。
練習を重ねるうちに、きっと必ず絶対できる と信じる気持ち。
いつも生徒さんと向き合うことが、未来を決めていくのだろう、
と思います。