こんにちは。葛飾区白鳥ゆめピアノ教室のいしごうおかです。
おとなになって楽器を始める人はたくさんいます。
電車に乗れば、必ずバイオリンやトランペット、様々な楽器を
もっている人に出会います。
どんな楽器でも、3日で上達はしません。
ピアノが長く続く人に、理由を3つ考えました。
1.目標とする曲や憧れの演奏者がいる
一番の理由はこれだと思います。
楽器を始めるきっかけって曲をきいたりや演奏者をみて、
「おお、かっこいい」からスタートする人が圧倒的に多いですからね。
ちょっと昔の話で言えばいわゆるギターキッズとかもそうですね。
後、今でも多いのは、木村拓哉さんのドラマを見て。
去年も、結婚式に弾きたいという、初心者男性がいました。
身の回りにかっこいい曲や、おしゃれな曲って溢れています。
わたしでいうと、真田丸のオープニング曲。
あれを弾きたいから、ヴァイオリン始めますって言ってみたいです。
2.周りに音楽仲間がいる
これもやっぱり大きいですねー。ギターとかベースはもちろん、
ピアノとか主に一人で演奏する楽器でも
完全に一人だと練習のモチベーションって中々続けるのは難しいです。
もちろん一人でも黙々と練習して、ぐんぐん上達する方はいます。
でも特に始めたての頃に音楽仲間がいると、
「あいつには負けない」とか、楽器がより楽しくなると思います。
3.練習した成果を人に聞いてもらう機会がある
ピアノなら発表会とかですね。
ゆめピアノ教室では、レッスンの前後の方でききあったり、
少人数でききあう、サロンコンサートをしています。
発表会ほどかしこまらず、「お互い、恥のかきあい」で
いいと思います。
やっぱり一生懸命練習したからには人に聞いてもらいたいと考えるのは当たり前だと思います。
緊張して失敗することも多々ありますが、後になるといい思い出になるんですよね。
私の演奏なんて下手すぎて人前で、なんて恥ずかしいって人も多いと思います。
多分みんなそう思ってます
でも楽器って自分が思ってるより案外うまく弾けてるもの。
毎日練習していると自分の気にいらないところだけきになります。
恥ずかしがらずにどんどん聞いてもらうようにしましょう。
こういう短期的な目標も楽器のモチベーションを上げるのに有効ですからね。
逆に楽器が続かない人に多い特徴とは?
上に挙げた3つを逆にするとそのまま続かない理由になります
、他にもあると思うので考えてみます。
もちろんこれにあてはまったから続かないということはありません。
単にこれがやめる理由として多いだけですから。
1.生活リズムが一定でない
楽器の練習とはあまり関係ないと思いますが、これ意外と重要です。
大事なのは練習をいかに生活の一部として組み込むか、ですね。
1日の中の習慣になってて練習しない日があるとなんか落ち着かない、くらいが理想です。
生活リズムが安定しないと生活の一部に組み込んでいくのは中々難しいです。
今日は練習してない、明日でいっかー→今日は疲れたから明日こそは→…
こんな風にしてフェードアウトしていっちゃいます。
2.他に熱中できる趣味がある
これは決して悪いイメージとしての話ではないです。
大人になると熱中できる趣味を見つけるのって結構難しいんですよね。
だからそういう趣味を持っている人は素晴らしいと思いますし、羨ましいです。
ただ楽器がある程度弾けるようになるにはそれなりに時間がかかりますし、できればほぼ毎日練習したほうが上達も早いです。趣味が他にも2つ、3つとある人は上手な時間のやりくりが大切ですね。
結局はやる気の問題
ここまでいくつか楽器が続く理由、続かない理由を挙げてきましたが一言でまとめるとこうなってしまいます(笑)
やる気がある人は続けられるし、ない人はやめてしまう。
上に挙げたのはやる気を生む理由と考えてもいいかもしれません。
どんな人でも練習したくない、やめたいって時期があると思います。プロのミュージシャンでもインタビューとかで音楽をやめたい時はあった、とか言ってますよね。
こういう時に発奮剤となるのが上の理由だと思います。
その楽器が好きなのも当然大きな理由です。
毎日、楽しく練習していけるといいですね。