ピアノ演奏の中身だけで勝負しない

こんにちは。ゆめピアノ教室のいしごうおかです

ピアノを演奏する、大人と子どもに、コンサート(発表会)でかっこよく決めるおすすめです。

奇術師という小説の中に出てくる一節

コンサートにおいては、演奏者が、
ステージに登場した時点で既に “演奏” は始まっている。

その段階で観衆は、その視覚イメージにより、
演奏者を判定してしまう。

従って─、

その段階で “高評価” を得られれば、
たとえ、演奏が多少イマイチだったとしても、

観客は、間引いて聴いてくれる。

逆に─、

最初の段階で悪印象を与えてしまうと、
実際の演奏がどれだけ完璧でも、

低評価しか得られなかったりする。

だから─、

決して、演奏の中身だけで勝負しようなどと、
思ってはいけない。

多少の目鼻立ちなど、
せいぜい、5メートルも離れていれば分からない。

しかし─、

所作振る舞いは、50メートル離れていても分かる。

役者ならだれでも知っているように、
顔の特徴やアクセントや身振りよりも、
歩き方や物腰に性格が出るものなのだ。
『 奇術師 』( クリストファー・プリースト )

いかがですか。
レッスンで「お辞儀」を毎回練習したり、サマーコンサートの前には歩いてきてお辞儀して、という動作を
練習する理由が、よくわかりますね。

服装、靴も大事な要素です。
サンダル、冬だとブーツは、ふさわしくありません。