こんにちは。ゆめピアノ教室のいしごうおかです。
ピアノのレッスンで、一番初めに「今週家で練習して、よくわからなかったところ、できなかったこと、困ったところはどこ?」と質問します。
れっすんのーとを書いている子は、記入してきます。
おとなも子供も同じ。
まず、できなかったところをじっくり時間をかけて習得してもらうため。
たいていはやり方がわからなくなっていたり、勘違いしているだけ。
少しの説明と一緒にやってみることで解決します。
わからないところはなかった と言っているのに、
ひいてみるとあちこちと待ってばかり、ということがあります。
これは、本人は困っていないし、よくわかっている、ということです。
でもすらすらは弾けない。
先生から見れば、
あー、指番号が違っているから、次には進めないな
指が伸びているから、指くぐりができない
音が間違ってる、気持ち悪くない?
と思うのですが、自分ではこれでOKとなっている。
前回のレッスンで、見本も弾いているのですが1週間でわすれているのでしょうね。
間違ったまま、まねして弾いてあげる。
なんか変じゃない?と聞いてみる
自分でおかしいところに気付いてほしいのです。
指の形が悪いから、止まっちゃうんだよ。
楽譜に書いてある指と違うよね。3じゃなくて4だよ
と言って直してしまえば早いけれど、自分で間違いを探せません。
根気良く、繰り返し問いかけて、いつかは自分で間違いに気づくようになってほしい・・。
ひいているうちに思い込んでしまうので、なかなか難しいのですけどね。