ピアノレッスンのあと 嘘のように弾ける秘密

こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。

ありさちゃんのレッスンをしました。

8月からグレードの準備を進めています。
10級の曲は仕上がりました。

9級の曲も2曲中1曲はできています。
あとは、Haydnのソナチネ1曲だけ。

あいにく10月はグレード開催がないため、11月に10級、9級とふたつ受験できそうです。

こんなに早く準備が進んだのには訳があります。

以前から記事に書いてきましたが、グレード試験曲の選択肢が増えました。
10級までは自由曲が一つ。

9級以上は、課題、選択曲が8曲ほどあります。

運が良ければ、今までにレッスンした曲も入っています。
というより、発表会などでよく弾く曲が多いので、何かしら弾いた曲があります。

今回、ありさちゅんは9級は二つとも新たに、10級は自由曲に得意なバロックをいれました。
つい最近レッスンした曲なので、かなり弾きこめました。

 

練習の意味、理由を知って

レッスンノートを見ると、毎日のレッスンは30分。
教本は常に4,5冊使っています。

30分で練習するのはよほど集中しているのでしょう。

時計

お母さんによると、1週間練習でてこずっていても、レッスンに来ると
2日くらいで嘘のように弾ける。と言います。

弾けるようなレッスンをしているのですが、だれでも
「嘘のように」弾けるわけではありませんよね。

ありさちゃんが短いレッスンの間集中してよく聞いて、
言われた通りにやってみる。

それをよく覚えて家に帰って、その通りに練習できているからだと思います。

そして「なんのためにこういう練習をするか」を理解して弾いているからでしょう。

これは、ほかの勉強でも作業でもいえると思います。

何で、漢字の部首を学ぶのか。

成り立ちや、意味が分かるからです。
そうすれば、漢字の応用範囲が広がりますよね。

なんで玉ねぎのみじん切りを細かくそろえて、ハンバーグにいれるのか。

お肉と混ぜた時になめらかで、食べて口触りがいいからです。

それをただ、単語カードに 月 はにくづき イ はにんべん
と書いて覚えても、使えないだけじゃなくすぐに忘れてしまうでしょう。

嘘のように弾ける秘密は 練習の意味を知っているから、です。