こんにちは。葛飾区白鳥ゆめピアノ教室のいしごうおかです。
Ｍさんの体験レッスン。
小学校６年生で、
ピアノレッスンの経験はあるけれど、１年間お休みしていました。
今まで使っていた教材をひと通り見せていただき、
最近練習しているものを弾いてもらいました。
人気の「アナと雪の女王」
全部自分で練習したそうです。
それにしてはリズム、音ともにミスがありません。
Ｍさんはしっかりした譜読みの力があるのですね。
譜読みのミスに関しては、上級者でもあります。
ピアニストの中村中村紘子さんも
何度も本番で弾いている曲でも、１から楽譜を読み直す。
ミスが見つかることがある
とおっしゃっています。
Ｍさんの使っていたアナと女王の楽譜は、中級程度だと思います。
ディズニー曲の特徴でメロディーに ンたンたンた〔「た」のところで弾く〕 という裏打ちや
シンコペーションが多い。
それを、左手のタンタンタンタンと組み合わせて弾く
右と左がずれて弾くので、とりにくいのです。
「よくこういうリズムができてるね」とはなすと
「ブラスバンドでホルンやってるから…」とＭさん。
ホルンは確かにんパんパんパんパの連続です。
一緒にいらしたおばさまから、
「ゆめコンサートで、（次男の所属する）葛飾総合高校の演奏聴きました。
感動しました・・。」とお話がありました。ありがとうございます
途中、左手のアルぺジオがたたきつけるタッチになっていて、
音が割れてしまいます。
フランスパンくんを使ってタッチの練習
もう一度弾いてもらうと、さっきとは全く違ってきれいに鳴っています。
もう１曲、エリーゼのために。
これはしっとりした曲です。
Ｍさんは、真面目にきちんと弾こうとしすぎて、
がっちりした感じになっています。
立って右手だけ弾いてもらうと、とてもきれいな音色
力が抜けているからです。
ちょっとアドヴァイスするとすぐにものにするＭさん
学校の２分の１成人式〔２０歳の半分の１０歳でします〕の時に
発表した夢が
「（ピアノでなくてもピアノでもいいけれど）音楽で
人を楽しませたい」
！！いいじゃないですか。素敵です。
方法はたくさんあるので、ぜひピアノを続けて、かなえてください。
ピアノは音楽の基本的なこと、楽典なども幅広く学べる楽器です。
