誰のためにピアノを習うの?

こんにちは。ゆめピアノ教室のいしごうおかです

 

小学校低学年までのこどもさんがピアノレッスンを始めるきっかけは、

こんな感じかなと思います

 

1,本人が興味を持った。保育園幼稚園の先生や

 お友達が弾いているのをみたりして

2.保護者が習わせたい

 自分が弾いて楽しかったから。逆に楽しくなかったから楽しく習ってほしい

 自分は弾けないから 子供には弾けるようになってほしい

3,1と2の両方

 

おかあさんとこども

 

1,のように本人がピアノに興味津々であれば、一番レッスンはスムーズです。

 

 

2、の保護者主導の場合・・。

 

先生はもちろん、子ども自身に音楽が楽しいと思ってもらえるよう

力を尽くします。

保護者も協力的であることが多いです。

 

でも、子ども自身の気持ちはどうなのでしょうか。

 

本当にピアノレッスンは楽しいですか

 

少し前になりますが、成人した娘がお母さんを殺してしまった事件がありました。

わが子に、外科医になってほしくて強制し

なんと9回も浪人していたとのこと。

 

絶句します。

 

 

この事件に関連して、

教育虐待 として 特集した

インターネット番組を見ました。

 

冒頭に、匿名女性へのインタビュー動画で

 

3歳から、やりたくもないピアノ、スイミング、英語をやらされた

 

という言葉。

勉強

 

やりたくもない

やらされた

 

この二つの言葉が、女性の気持ちのすべて。

 

 

3歳の習い事をスタートに、

年齢が上がっていくにつれて勉強や通塾、進路の決め方全てに

親の強い要望で進められていったと。

 

問題なのは、本人の自由意思がないところだと思います。

 

 

一方で

中国出身のお母さんが、お子さんをレッスンに連れてきてくださることが

よくあります。

共通して皆さん非常に熱心。

 

そして、大人になる前のある年齢まで(18くらいでしょう)は

子どものことはすべて 親が決める

・・という方針がはっきりしています。

 

子どもは大変だろうと思いますが、

そういうものだとして育っているので、

「教育虐待」という考えにはなりません。

 

親が教育熱心だ、というのは全く同じですし、

子どもの道を決めるのも同じ。

 

日本の子どもたちとどこが違うのでしょうか‥。