曲分析カードって何ですか?

こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。

 

7月にサマーコンサート(ピアノ発表会)を開きます。通称サマコン。
出演者は一人2曲、ソロ、連弾を披露。

その他に リレー連弾、サマコンデビューの人たちでお話組曲、ママたちによるハンドベル、

ゲストによるテルミン演奏と体験など「会場全員が楽しめるコンサート」に向けて

準備が進んでいます。

 

 

核になるのはピアノ演奏。

ただ暗譜して弾いておしまい。あー緊張した。

・・・・で終わってはもったいないし残念。

 

 

自分の演奏曲について深めていきます。
まず、「曲分析カード」を作りました。

自分の曲で物語を作る 曲分析カード

これはりさちゃん(小4)。
りさ 曲分析

曲名  ソナチネ第3楽章  作曲者  カバレフスキー

 

物語  小さなりす達が 障害物競走をしているようすが目に浮かびます。
短調になっているところは苦戦していて迷いながら進んでいるようなところや
とっても軽い足取りになっているところ、

ぬかされて怒っているようなところや穏やかに走り抜けるところなど、

様々なフレーズがあります。

 

最後はゴールに突き進みます。

 

どんな演奏にしたいかな  軽くテンポを落とさずにかっこよく演奏したいです。
ゴールに向かってかけ抜けるような気持ちでひきたいです。

 

 

すごくよく書けているでしょう?

途中転調もあって、ソナチネは短調の部分の多い曲。
それを「リスの障害物競走」とつけたところは、すばらしい!!

 

わたしは頭が固くて、かわいらしいりすといえば長調、と思い込んでいます。

でも、本当にソナチネの、ノンレガートで細かい♪が続いていくところ、跳ねるリズムはりすがぴったり!!
これが書けた時点で、半分は成功したようなものです。

 

あとは、レッスンで物語と楽譜を突き合わせて、どの部分でりすが苦戦したのか、どこで追い抜いたのか、細かく書き込んでいきます。

 

 

りさちゃんが思い描いた演奏になるよう、テクニックをつけていきたいですね。

 

 

サマコンで「曲を深める」まずは曲分析を紹介してみました。
感想カード、連弾の役割など、少しずつ紹介していきますね。