高度の聴音課題をこなしています

こんにちは。ゆめピアノ教室のいしごうおかです

 

 

これはありさちゃん(小4)の五線ノート。

聴音で使っています。

 

聴音というのは、(ピアノなどで)演奏したメロディーやハーモニーを

楽譜に書く ということです。

 

ありさちゃんは3歳からピアノを始め、

同時に絶対音感の訓練をしました。

 

絶対音感の習得後、聴音のレッスンへ。

丸4年ほど続けています。

 

 

聴音の課題をこなすのには、

絶対音感があるのは圧倒的に有利です。

 

ヒントになる音がなくても聞き取ることができるし、

人に間違えて聞き取っても、次の音から正しくとることも。

 

上の写真にある、今週行った課題は

音楽高校の受験レベルです。

 

 

実際の試験に比べると、演奏のテンポが少し遅め。

つまり、あとはテンポを上げた練習をすれば、十分に受験が可能ということです。

 

 

現在のゆめピアノでは、中1のよしひろくん、小5の美咲ちゃんがほぼ、

同レベル。

しっかりした聴音の力があります。

 

 

聴音ができると、ピアノに役立つの?

 

毎週時間を割いて行っている聴音のレッスン。

ピアノの演奏にどんな役に立つのでしょうか。

 

 

・暗譜が速くなる

・ミスが少なくなる

・譜読みが速い(所見がきく)

 

などといわれています。

 

 

ただ、本人が実感することはありません。

なぜなら、ひとりの人間が 聴音力がある状態とない状態を

同時に経験できないからです。

 

 

ちなみに私は絶対音感があり、

聴音もレベルは高いと思います。

 

人からは譜読みが速いといわれますが、

自分ではこんなものかな、むしろ師事している先生のほうが

初見は早いな、と思っています。

 

 

確かに聴音ができればピアノに役立つのですが、

もっと単純でもいいかなあ、と思います。

 

聴いた音楽が楽譜にできる!

すごいなあ

 

それだけ。

 

インターネットが普及して、

とかく効率やスピードが重視される社会です。

 

 

でも本来、音楽は効率とは遠いもの。

ピアノの練習なんて、すごく非効率だと思いませんか。