こんにちは。ゆめピアノ教室のいしごうおかです
明美さん(70代)のレッスンをしました。
レッスン後に、次の生徒さんに
「今日は褒められてとても嬉しい」と報告してから帰ったそうです
レッスン開始されて1年3ヶ月になりました。
初めは譜読みも指使いも間違えずに弾ければ上手と思い込んでいたようで、とにかく間違えるとか間違えないとかそんな事ばかり気にしていました
きちんと弾ければ当然次に表現の事になるのです。
が、この点がなかなか受け入れて貰えず、歳なので無理ですと言われれば、
いやいや、やれば出来るはず・・・を繰り返しながらのレッスンでした。
最近、無理ですと言いながらも少しづつ色々と出来るようになって来ました
そして自分の弾く音が今までと違ってきた事も実感され、表現にも幅が出て来ました
無理ですと言いながらも、真面目に前向きに練習してきた成果です。
今練習している 結婚行進曲
聴きながら「今の変化とっても良いです」とか「その音、ステキですよ」とかその都度言います。
ほめられて気分も良く、益々ステキな演奏になります。
レッスン中に私がほめる事、それはステキな音で表現出来た時です。
大人になれば、注意される事もほめられる事もすくなくなりますよね。
お世辞を言われる事はあるかもしれません。
でも私はお世辞に褒めたりはしません。
ドラマでよく見る、カメラマンみたいかも。
「いいねぇ、ハイ、こっち向いて〜」「可愛いよ〜」とかグラビア撮影しているカメラマンに近いです。
口も動けば、立ったり座ったり、弾いたり、耳はいつも全神経集中。
レッスン終われば、しばし放心状態・・・
以前に レッスンが終わるとおなかがすく、と友美さん(60代)もおっしゃってましたね。
弾いている側も、全神経集中しているのです。