気長に待ってくれたお母さん ピアノレッスンが積極的に

こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。

ことねちゃん(年長)のレッスンをしました。

 

レッスン開始から1年が過ぎました。
ここ数か月で、ずいぶんことねちゃんの成長を感じます。

その前まではなかなか厳しい状態が続いていました。

 

レッスンに来るまでは、ピアノを嫌がったりはしていない。
でもレッスンに来ると、見かけ上は嫌がっているような態度になってしまう。

だらだらして、

歌おう、とか

リズム打ちをしよう と声掛けしても、

「え~」と不満顔。

 

 

ごく普通にレッスンする場合の半分も進めません。

ことねちゃんはまだ小さいし、個人レッスンのような習い事は初めてだから、と見守っていました。

でも、わたしも人間なので、
毎週毎週いやそうな態度をとられると、怒りたくなってしまいます。

実際に

「そういう感じにされたらいやな気持がするよ」と伝えたこともあります。

それが、レッスン1年を境に 少しずつ変わってきました。

 

 

まず、おかあさんと相談のうえ、付き添いをやめて廊下で待っていただくように。

「え~」という回数が減りました。

 

 

本当は歌が好きなので、「歌とピアノの絵本」をどんどん歌うようにしました。

来週には、ピアノグレードの受験をします。

前回のレッスンには、ワークブックの中表紙に、色を塗ってきてくれました。

普段から音符の色塗りもよくしていました。

今はレッスンはすっかり軌道に乗っています。

 

今回カギを握っていたのはお母さんでした。

本人にその気がないから、とか、まだ小さすぎたから と、レッスンを中断してもおかしくない状況でした。

 

実際に、このねちゃんのお母さんも一度はやめることを考えたそうです。

それでも、音楽やピアノは嫌いではない、と信じて、
根気良くレッスンに付き合ってくださいました。

 

 

私もこれで自信をもって、

「気長に待ってほしい。必ず、積極的にピアノレッスンできるようになるから」と
いうことができます。