こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。
ピアノレッスンや、サマーコンサート(発表会)でポピュラー曲を演奏することについて。
私の考えを少し書いてみますね。
いろいろなジャンル、種類の音楽
世の中にはいろいろなジャンル、種類の音楽があります。
音楽学校の1回目の授業で、工事現場の音を聴いて
「あれは音楽といえるか」という質問がありました。
答えはそれぞれの中にあります。
先生が言いたかったのは、音楽として聴くこと がだいじ、ということでした。
日本には今、沢山の文化が混在しています。
音楽も、クラシック以外にジャズ、フォーク、ロック 、フュージョン 雅楽・・
たくさんの色とりどりな曲があります。
そもそも、ジャンル分けすることに意味がなくなってきている気も。
津軽三味線とオーケストラが共演したり
オペラ歌手と演歌歌手が一緒に歌ったりしています。
ポピュラー曲をピアノで弾くのも、私はどんどん取り入れたいです。
ずー―っとクラシックばかり弾いていて、
ちょっとかっこいいディズニーがひきたい!!となったとき。
音を並べることはできてもなんだかかっこ悪い。
それは、ポップスのノリについていけないからです。
私がメイン教材にしているピアノランドは、
子供たちが将来、どんなジャンルの音楽も楽しめるように作られています。
ヒップホップやラテンの要素もいっぱい。
ミュージックデータにも、沢山の打楽器が参加していますね。
アンサンブルでもいろいろなジャンルに
ピアノソロで弾くだけでなく、アンサンブルでもいろいろなジャンルに触れてほしい。
ポップスを演奏するのは、単なるお楽しみ。
趣味でやることで、演奏会ではクラシックを?
そんなきまり、だれが作ったのでしょうか?
たとえばディズニーのアラジンの劇中歌、ホールニューワールド。
私はこの曲を、オーディションやコンクールで演奏しています。
仕事としてピアノを弾くなら、クラシックだけでは通用しない。
・・ということで、必ず1曲はクラシック以外の曲をいれる課題だったのです。
写真の楽譜は ホールニューワールドで、レッスンで書き込みがたくさん。
本当にしっかりしたリズムで演奏をするには、
音大卒でもこれくらい勉強しないと弾けません。
(ただ、わたしがどんくさいということもあります)
この記事を読んでくださっている方には、
クラシックよりポピュラーが下 とか
クラシックは本格派で、ポピュラーは趣味、なんて
思わないでほしいです…。
ポピュラーを弾くのには、クラシックとは違ったリズム感が必要です。
レッスンでも、みんな一生懸命リズム打ちしたり、踊ったりして体得しています。
サマコンでも、そういう目で耳で、見て聞いていただけたらと願っています。