こんにちは。ゆめピアノ教室のいしごうおかです。
ピアノ指導に関してのお仕事をしてらっしゃる
藤 拓弘先生。
毎週メールマガジンも読んでいます。
とても参考になるお話があったので、
そのまま転載します。
生徒さんが前向きになる言葉
●今やっている曲で燃え尽きないために、
前もって伝えておきたい言葉
「次はどんな曲に出会えるかな」
「これでレベルアップしているから、
次の曲は、相当うまく弾けるよ!」
⇒子どもたちには、未来への期待、
未来をポジティブに感じさせる言葉を、
常に伝えていきたいですよね。
●本番前で緊張している子に伝えたい言葉
「気持ちを正直に伝えてくれて、ありがとう」
「あなたがいつも通りに弾けるって、私だけは信じているよ」
「あとはリラックスだけ。先生が隣にいると思って弾いてみようか」
⇒気持ちを正直に伝えてくれたことへの感謝、
あなたを信じている人間がここにいるよ、
ということは、レッスンでもいつも伝えたいですね。
●なかなか言葉が出てこない子
(思慮深い子)に伝えたい言葉
「しっかり考えられることは、すごいことだよ」
「やさしいから、いえないこともあるよね」
「私もそうだったな。でも勇気を出して言ってみたら、
スーッとラクになって、パーッと扉が開いたよ」
⇒私もそうだったと共感してあげること、
その日が来ることを信じて待ち続けること、
それがピアノの先生の仕事ですよね。
●練習しない子に伝えたい言葉
「いっしょにやってみようか」
「これ、先生が好きなんだけど…やってみる?」
⇒「練習しなさい!」というと、しなくなる。
これはほぼ法則ですよね。
それより、やってみたくなるような、
心をくすぐる方法を考えたいものですよね。
●すぐに「でも無理…」と
ネガティブになる子に伝えたい言葉
「できるか不安だよね。
でも、できる!と決めるのもあなた。
どっちを選ぶ?」
「ちょっとでもできたら、先生とお祝いだ!」
⇒気持ち次第、やり方次第で結果は変わります。
少しずつでも、うまくいった!という体験を
積ませることが重要ですよね。
●良い結果が出なかった生徒に伝えたい言葉
「うまくいかなくて、辛いね。
でも私ね、知ってるんだ。
失敗したら、喜ぶんだって。
だってその分、自分は強くなってるんだよ。
どんどん成功に近づいているんだよ。
失敗から学べるのは、人生の宝物だよ」
⇒失敗はすべてネガティブではなく、
そこから何を学ぶかが大事だと、教えたいですよね
●うまく弾けたときにかけたい言葉
「○○ちゃんの演奏にはさ、
パレットみたいに、いろんな色が見えたよ。
それって、素敵なことなんだよ」
「ここまで頑張ってきたもんね。
あなたの毎日の努力が、みんなに伝わったね」
⇒音楽、そしてピアノの持つ素敵さ、
結果はもちろん、その過程こそ見つめてあげたい。
いかがでしょうか。
ピアノレッスンだけでなく、お家でも使えそうですね