長く取り組む大曲一緒に、軽めの曲を

こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。

りささん(おとな)のレッスンをしました。

今、ご自身の好きなバッハのコラール曲を練習しています。

コラールというのは歌です。
その楽譜をオルガン用に編曲した楽譜がありました。

それをさらに、日本人の編曲者がピアノ用に編曲したものを練習しています。

バッハバッハ

一般的に、オーケストラ用の楽譜を編曲したものは難しいです。
何十人で演奏しているものを、たった一人で弾こうとするわけですから
手が何本あっても足りません。

ですので、コンチェルトのオーケストラ部分や、くるみ割りにんぎょうのような
オーケストラ曲の連弾バージョンは、かなり難しいというか、弾きにくい。

ピアニストの手で弾けるようにと最初から考えて作っていないからです。

今回のコラールも、オルガンようなので、本来足鍵盤があります。
それを2本の手で弾こうとしているので苦しいのです。

また、同時にならす音域が広くなるので、手が届きません。

仕方なくドッソーのようにずらして弾き、ペダルでつなげます。

私自身はこれが苦手で、聞いた感じもどうやっても和音に聞こえてきません。

今回のような大曲に取り組む場合、べつに小さな曲もレッスンすることをお勧めしています。
難しい曲を長い間、ずーっとそれだけ弾いてたらうんざりしてくるからです。

曲を増やすと大変なよう。
でも小曲のほうは、初見である程度弾けるようなものを選べば大丈夫。

いわば気分転換。
りささんは、小曲もバロックです。

パワフルなものはあまり好みでないようですし、何より
バロックは取り組めば必ず、すごく力が付きます。

もしかしたら、来年の聞きあい会には大曲が仕上がるかなあ、と楽しみにしています。