流れる感じの曲は嫌いなはずが・・。

こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。

さゆみちゃん(中1)のレッスンをしました。
さゆみちゃん 小学校低学年のさゆみちゃん

以前にも書いたと思いますが、もう一人の梨乃ちゃんという生徒さんとさゆみちゃんは幼稚園からの同級生。
ふたりともやめずに、丸8年通ってくれています。

お年頃で、前回あたりからサマーコンサートに出たくないといい始めました。
比較的よく弾ける二人ですから、プログラムの最後に弾いてもらう常連だったのですが…。

小学生の間は参加してくれたので、無理強いするのはやめました。
もっと大人になったら、また人前で演奏する気持ちになるかもしれません。

梨乃ちゃんから、「発表会用の曲として練習はしたい」という不思議な申し出。
ならばと、さゆみちゃん、梨乃ちゃんとおうちの方だけで、レッスン室でミニコンサートをすることにしました。

今までと同じように、数曲の候補を私が選曲。
そこから自分で選びました。

さゆみちゃんの希望は、「たらーんとしたきょくじゃないもの」
エリーゼのためにを、「つまんない曲」と評したのは、忘れられません。

ですが・・・・

カバレフスキーの「マーチ」
ブルグミュラーの「貴婦人の乗馬」
キャロリンミラーの「サマーの夢」

この中から、さゆみちゃんはサマーの夢を選択。

3つの中では一番「たらーん」としています。

生徒さん達にはこういうことが良くあります。
自分が嫌いだといった感じの曲を選ぶ。

自分の好みがよくわかっていないとも言えますし、
嫌いな雰囲気の中でも、その曲は素敵だった、ということも。

あんこは嫌いだけど、水ようかんは食べてみたらおいしかった、みたいな。

なので、一応好みは聞きますが、候補曲の中に必ず、「嫌いそうな曲」をひとつはいれています。