考えながらピアノを弾くとは?

こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。

レッスン中に、いろいろな質問をします。
「何か困ったこと、わからなかったことはなかった?」これは、レッスンの始めに毎回。

どんな感じがした?

どっちの曲が好き?

おなじメロディはどこにある?

疑問

いろいろなことを聞きます。
大人も子供もです。

 

 

そんなにむずかしい質問ではないのですが、
何を聞いても「わからない」といわれることがあります。

 

確かに、楽譜上のこと、たとえば

どことどこが同じ?と聞かれても、楽譜がよく読めないと、難しいかも。
それでも、なんとなく模様で分かると思うのです。

 

どちらがすき に

分からない といわれると

 

 

どっちも好きじゃない
どちらも好きで選べない。

なのかなあ、と想像します。
でも、それならそういってほしいなあ…。

 

 

私の考えすぎかもしれませんが、「考えることを放棄している」ようにみえます。

めんどくさいから?

 

ただ間違えないで楽譜通りに弾くだけなら、それでもひけるでしょう。
それだけで楽しいのかな?

弾けなかったことが弾けたら、楽しいかもしれませんね。

 

でも、もう一歩進めて、音を並べるだけじゃなく自分の演奏をしてほしいのです…。

どこが曲の山なのか。
うれしいのか悲しいのか怒っているのか。

自動演奏のピアノと同じでは、つまらないな、と私は思います。